平成30年2月28日、一般財団法人日本穀物検定協会が実施する「平成29年産米の食味ランキング」が発表され、埼玉県が出品した、県育成品種「彩のきずな」(県東)が最高ランクである「特A」評価を獲得しました。
「彩のきずな」は水田面積約35,400アール(隣接のふじみ野市(約6,350アール)、三芳町(約190アール))を持つ富士見市内でも生産さており、ららぽーと富士見内の「いるマルシェ」などで販売されています。
【彩のきずなについて】
「彩のきずな」は、平成15年に埼玉県農林総合研究センター(現 農業技術研究センター)で交配を行ってから、9年の歳月をかけて育成し、平成26年に品種登録されました。
病害虫に強く、気温が高いと発生する白未熟粒の発生が少ない、暑さに強いお米です。
県では、平成28年度から「県産米「特A」プロジェクト推進事業」を実施して、「特A」獲得に向けた美味しい米づくりに取り組んできました。(埼玉県HPより抜粋)
米の食味ランキングとは
一般財団法人日本穀物検定協会が実施しているもので、炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しています。
白飯の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種のものを比較評価しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価されます。